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フタリシオン・第19話 可哀想な子 by ポケットに月。nc-0 フタリシオン・第19話 可哀想な子 by ポケットに月。nc-1 フタリシオン・第19話 可哀想な子 by ポケットに月。n-2 フタリシオン・第19話 可哀想な子 by ポケットに月。n-3 フタリシオン・第19話 可哀想な子 by ポケットに月。n-4 フタリシオン・第19話 可哀想な子 by ポケットに月。n-5 フタリシオン・第19話 可哀想な子 by ポケットに月。n-6

今回も読んでいただいてありがとうございます。

今回の母・トミは冷たく見えてしまうかもしれません、、、

上手く書けずに申し訳ないです。

トミはただなおやや皆んなの前で泣くのを我慢していただけです。

トミは始め、多少の士族の矜持や忠義心もありつつも

自分の生活やなおやのために二階堂家へ来たわけです。

つまり自分のためです。

でも実際に正臣の母(貴子)の看病をするうちに

身分は違えど同じ人間であり、一人の子を持つ母として、

貴子を近く感じていったのではないでしょうか。

半年以上も一緒に過ごし、トミと貴子には友情というか

絆みたいなものがきっと芽生えていたんだろうなと思います。

(ちなみに貴子はお金持ちですから病院に入院することもできたのです。

この時代、少しずつ結核の療養所は出来始めていた様子。かなり高額だったみたい。

しかし自分の死期も分かって

少しでも正臣の傍にいたいと自宅療養を選んだことにしています。

会えなくても声が聞こえたり、窓から姿が見えたりするから)

そんな訳で、トミは、なんとか貴子の病気が良くなってくれないかと

必死で看病したのですがその思い虚しく貴子は亡くなってしまいます。

その直後のトミなので

悲しさや虚しさややるせなさや自分の無力さや、、、

などなどの感情が渦巻いていて

必死に泣くのを堪えているという状態なのです。

さっとその場を立ち去っています。

恐らく誰もいないところで泣いていますね。

 

逆になおやにとっては、

貴子は単なる「奥様」、

一度も顔を見たこともない知らない人なので、

死んでも全然ピンと来てないのです。

それりも正臣が可哀想になってしまい、

また、つらい奉公の仕事や、馴染めない都会の小学校へ行くより

正臣に呼ばれる方が鼻も高いし、実はうれしいのです。

 

お金持ちで身分も高い家の一人息子、しかも幼くして母を亡くした正臣に

なおやはじめ、何か言える人なんていません。

正臣がわがままに育つのも分かります。

 

ちなみに小学校へ行く時の荷物は

石盤・石筆・教科書・弁当を風呂敷に包んで持っていたよう。

なおやは女中の誰かから子供のお下がりをもらって学校に行っていたに違いない。

弁当は持っていけなかったかも。

ご飯の残り物があれば握り飯くらいは持って行けたかも?

石盤はスレート石材を木枠にはめたものだそうで、今でいうノートがわり。

黒板のように文字が書けて、雑巾で拭いて消すというものだそうです。

 

結核についてもいいわけがいろいろあったのですが

長くなるのでまた機会があれば、、、。

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8時間前 #ガチ編集求む
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