ウェブトゥーンとは?

ウェブトゥーンとは?

ウェブトゥーンとは、「縦スクロール(縦読み)」で「オールカラー」のマンガのことです。
日本のマンガが「横読み」で「白黒」をスタンダードとする中、1990年代末〜2000年代初めごろに韓国で生まれたマンガの新しいフォーマットです。
2010年以降、スマートフォンが普及し始めることで世界中に広がりました。


コミチは、出版社やウェブトゥーン制作スタジオに向けたマンガSaaS事業に注力しています。
書店や配信アプリが出さないような分析ダッシュボードを標準装備しているため、自社ウェブトゥーン読者の男女比や年齢層などのユーザ層、作品・エピソードごとの離脱率を簡単に把握・分析することが出来ます。

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ウェブトゥーン・カオスマップ

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2022年1月から制作を続けているウェブトゥーンカオスマップですが、2022年の1年間、とりわけ前半は、WebtoonStudioというウェブトゥーン制作専業の企業やレーベルが多数立ち上がるタイミングでした。この1月~7月の半年で、2022年1月=23→2022年7月=59と、およそ3倍の数になっています。
その後、専業スタジオやプレスリリースなどをするレーベル開始は落ち着きを見せており、2023年2月現在、68 レーベルが確認できています。増加が落ち着いた代わり、各社が実際に作品をリリースする数が増えたり、特にプレスリリースなどすることも無く、各プラットフォームに作品を提供する企業やレーベル、編集部も増えています。
完全な把握には至っていませんが、特にレーベルやロゴなどを出さずにWebtoon作品を発信しているところは、優に100を超えているようです。残念ながらこれらを網羅的に調査する時間と手段が無く、プラットフォームとスタジオやレーベルを記録するカオスマップは、一旦ここまでの更新とさせていただきます。


コマ分割システム

従来の横読みマンガをそのまま電子化すると、スマホのような小さな画面では読みづらくなってしまいます。
コミチでは、文字とコマを大きくし、スマホの操作として馴染みのある「縦スクロール」だけで読めるようにするための「自動コマ分割システム」(特許出願中)を利用した、「横読みマンガの縦スクマンガ化」を行っています。

コマ分割のイメージ図

縦スクマンガ化の流れ

コミチでは、横読みマンガを自動コマ分割システムによって縦スクマンガ化した作品を多数取り扱っています。
これらの作品は、著者の了承をいただいた上で自動でのコマ分割処理を行った後に必ずスタッフが手作業でチェック・修正を行い、仕上がりに関しても著者に確認を取った上で配信しています。


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ウェブトゥーン制作の最前線

ウェブトゥーンという言葉が広く使われるようになって久しいが、私たち日本のマンガ業界人、クリエイターは本当の意味でこのウェブトゥーンというものを理解しているのか?
次々に現れ、新規参入するスタジオや、様々な周辺企業の動きや情勢変化に翻弄され、本質を見失うことなきよう、本当の現場を良く知る皆さんから、お話をうかがいます。
コミチ内の連載記事になります。
ウェブトゥーン制作の最前線

ウェブトゥーンの作り方

ウェブトゥーン制作にチャレンジしたい方に向けて、ウェブトゥーン作りの基本をレクチャーするコラムをご用意しています。