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2020/3/20
#<本提出用>卒業課題バディマンガ
作者
岡部アズサ
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佐渡島 庸平(コルク代表)
2020/3/29
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すごくよかった。二人の関係がしっかり描けている。この二人がもっと動き出すように具体的出来事が起きると、さらに面白くなったかも！
すごくよかった。二人の関係がしっかり描けている。この二人がもっと動き出すように具体的出来事が起きると、さらに面白くなったかも！
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山田ズーニー
2020/3/29
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主人公さやかが、お兄さんに会うなり「感情をぶつけた」ところにつかまれた。さやかは、どんどん様態が悪くなる母親にもう感情はぶつけられなかったろうし、職場など他人の中では気をつかい、ひとりで頑張って、感情...
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主人公さやかが、お兄さんに会うなり「感情をぶつけた」ところにつかまれた。さやかは、どんどん様態が悪くなる母親にもう感情はぶつけられなかったろうし、職場など他人の中では気をつかい、ひとりで頑張って、感情を抑制していたに違いない。どんなに辛かったろう。それが、兄を見るなり一気に緊張が解け、積年の恨みつらみが噴き出し、ひとりの寂しさも、心細さも、介護の辛さも、兄への怒りも甘えも、火を噴くように爆発した。この２人のやりとりが家族以外のなにものでもない。どんな気まずいいきさつでどんなに長く会わなかったとしても、兄は兄であり、二人は兄妹なんだと思った。兄を傷つけたことで妹は自己嫌悪になるが、兄もそのことで妹に心をひらいていく。母にとっては「自分を捨てた男」に生き写しの息子が疎ましかったこと。母と同調して自分をののしる妹に、「兄もこの家に居場所がなかった」こと。それでも兄は心の底で母を求めていたこと。妹は初めて兄も辛かったんだと、その想いを知る。兄も妹も、おたがいに感情をぶつけて、想いを吐露し、泣き。２人の心の奥にあった固まりがどんどん解けて流れていく。ここに読んでいる方の、家族に対するわだかまりも一緒に連れ出され、解けて流れるような感覚がある。カタルシスがある。おたがいに感情をぶつけあえるただ１人の存在であることを意識した兄妹。ラストの２人の背中がどこか「似ていて」微笑ましい。
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ごとう隼平
2020/3/28
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・兄との関係の描き方にとても臨場感あってしっかり伝わってきました！
・当たり散らしてしまうんだな…っていう感情のオリジナリティがよかったです。そのあとやってくる兄へのやさしさとかすごくリアルでした。
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・兄との関係の描き方にとても臨場感あってしっかり伝わってきました！
・当たり散らしてしまうんだな…っていう感情のオリジナリティがよかったです。そのあとやってくる兄へのやさしさとかすごくリアルでした。
・情報の出し方が上手くてどんどん読み進められます。
・兄に対してはもう少し知りたいなという気持ちもありました。上手く生きていけなかった兄がいまどんな気持ちなのか。
・「話したかった」…という思いをもう少し厚みをもって体感できたらいいのかもしれません。
・バディものと考えた時に今は二人とも母に意識が行っているので、もう少しお互いに意識を向けてもよかったのかなと思います。
・主人公がいったい何を手に入れたのかはもう少し明確にしてあげたくて、兄は言いたいこと言えていました。彼女もそれに追随する方にになったものの、もし「最低なのは自分だ」とその最低な自分が辛かったのなら、どうすればそれが救われるのかもう一歩考えてみてほしいです。彼女が真に望んでいるものはなんでしょうか。漫画作りはズーニーさんのワークでもあった、自分へのヒアリングが大事ですね。
・誰しもの心を打つ作品にできています。引き続きがんばってくださいね！
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fuuuko0714
2020/3/28
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卒業課題おつかれさまでした！！
憎いはずの母親を憎みきれない複雑な感情をうまく描ききっていて、面白かったです！
兄弟の関係性やキャラクターの性格が、セリフや説明ではなく表情や行動から自然と理解できたの...
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卒業課題おつかれさまでした！！
憎いはずの母親を憎みきれない複雑な感情をうまく描ききっていて、面白かったです！
兄弟の関係性やキャラクターの性格が、セリフや説明ではなく表情や行動から自然と理解できたので、途中つまづくことなく、物語に没頭させられました。
また、キャラクターたちが感じている複雑な感情（悲しみ＋怒り、や悲しみ＋後悔など）が表情から伝わってきて、お兄さんに「帰って！」という妹の表情など、つられて泣きそうになってしまいます。
二人のコミュニケーションの「間」も、読み手側で感情を想像させる隙があってよかったです。
母親を介して３人では分かりあえなかったけれど、母親の死をともに体験した２人がおそらく人生ではじめて分かりあえて救いがありよかった。ラスト、「ビールくださいー」っていう何気ないセリフが、２人のこれからの関係がわかるようで安心しました。
これからも、オカベさんの作品を楽しみにしています！
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2020/3/29
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