すんごい気になった萌え型2作品と、排出型1作品についてコメントさせてください。
<萌え型>
無人島のギャルうさぎ みれさん https://comici.jp/articles/o/72646/
一見、お馬鹿キャラ?と思いきや、心はピュアで生きるために道の草も食べる。キャラの魅力が素晴らしく、この子が頑張ったり泣いたり、成長したり・しなかったりする姿をずっと応援したいな、と思えました。
そして、みれさんご自身の制作過程にも興味津々でした。ギャルうさぎの「髪の色」を投票で決めたり、「いいねが1000ついたら2話を書くよ」と告知したり、2話の展開は次のどれがいい? と読者を巻き込むが上手。素晴らしい!
SNSマンガの作り方ってこうなんだ! ファンとの交流ってこうやるんだ! という勉強にもなります。
旅するもじゃが無人島に漂着したら ポポさん https://comici.jp/articles/o/74085/
ポポさんの作品は、見る人によって読み取れるものがちょっとずつ違うのかもしれない。
哲学のようであったり、絵画のようでもある。もしかすると禅問答なのかもしれない。
この訳のわからない「もじゃ」は何なんだろう。あえての説明不足が、ポポさんという作家性であり、魅力なのかも。グッズあったら欲しいです。
<排出型>
無人島、ひとり 中村環さん https://comici.jp/articles/o/73457/
つくり手の気持ちを表した作品で、ジンと来ました。
専科の講義で、「最後のコマは前向きになるように」とお聞きしたように記憶していますが、その「型」とはつくりが異なっているかも。
でも、中村さんの想いは、何かをつくっている人に共通するものなのだろうなと思わされました。