好きなキャラは、演劇スポ根大河作『ガラスの仮面』の主人公にとってライバルである姫川亜弓さんです。
<好きなポイント>
母親が大女優、父親が映画監督のご家庭で大金持ち。
美貌にも恵まれた亜弓さんは、大変な努力家。
勉強も運動にも手を抜きません。もちろん演劇へも並々ならぬ努力を続けます。
でも、周りから得られる賞賛の言葉の裏には決まって
「親の七光り」「本人の実力ではない」といった声が混ざっていました。
それを払拭するためにもさらに努力を続けます。
そんな努力の人・秀才タイプの亜弓さんは、貧乏だけれども演劇の天才である北島マヤに出会います。
ふたり共に、往年の名作『紅天女』の主役の座を目指して、女優業を切磋琢磨していくーー
というのが『ガラスの仮面』の筋です(45年前に連載開始して、休載中。完成が待たれる作品でございます)。
マヤは襲い掛かる幾多の困難をも天性の才能でもって、やすやすと乗り越えます。
人生で初めとも言えるライバルの存在は、亜弓さんにとって何にも変えられない存在となります。
<好きなシーン>
一番好きなシーンは、マヤが嵌められて芸能界を追い出された時に、嵌めた人物を
亜弓さんが舞台上でコテンパンにやり込めるところです(コミック本15巻あたり。乙部のりえ)
<亜弓さんの素敵なところ>
頑張り屋さん
自分に厳しい
汚い手を使う人に厳しい
真面目
美しい
演技のためならば、なんでもやる
他人の才能を認める
優しい
<亜弓さんに直してほしいところ>
自分に厳しすぎるところ
目的のために異性を利用する(?)ところ(例:間くん、ハミル氏)。
でも、そんなズルさのある亜弓さんも、"人間味"が増して良いです。
<亜弓さんが生涯追い続けているこだわりポイント>
そもそも、母親である姫川歌子を超えていると認められるために目指すようになった『紅天女』の役。
それがいつしか、ライバルのマヤと互いを高め合いながら、自分のために目指すものへと変わっていきます。
天才であるマヤは(こちらも波乱あるものの)恋の方も上手くいきそうなので、
努力を重ね続ける亜弓さんに、『紅天女』の役をやらせてあげてください、作者の美内すずえ先生。
<追伸>
※画像は、私物である『ガラスの仮面』カルタです。役になりきって読み札を読むと、ものすごく楽しいです。
同好の方、いつか一緒に遊びましょう。