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おまえとバディが組みたい 全34ページ
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山田ズーニー
2023/3/18
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不正を許さないシャグラン、不正なメーカーのノートなら、たとえ全部書き換えてでも絶対に使わない。そんなシャグランに、サディクは、たとえ幼い子どもたちのためだとしても、不正に食べ物を取ってきたことを言える...
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不正を許さないシャグラン、不正なメーカーのノートなら、たとえ全部書き換えてでも絶対に使わない。そんなシャグランに、サディクは、たとえ幼い子どもたちのためだとしても、不正に食べ物を取ってきたことを言えるわけがない。けど、それではバディを組めない。バディ届を出さなければこの社会での信頼もない、しかし、それには、不正をしてきた過去をシャグランに言わなければならない。ここをどうブレイクスルーするのか、が読んでいて面白かった。
正直に言えないサディクと、まわりがドン引きしても自己に正直にありつづけるシャグラン。そのシャグランの「自己満足で生きる」という生き方に、サディクの心が動く。サディクがすべきことは、シャグランへの告白ではなく、自分で自分への告白。「自分はかつて不正をしました。それは悪いことです。自分で思い返しても自分が嫌です。だから自分は自分を好きになるためにこうします」と、自分自身に告白して、それを実行して、自分を許せるようにすることだった。
人と一生の信頼関係を結ぶには、まず自分との信頼から。自分とバディを組むために、のりこえてそこまで自分に正直になってくれたサディクのことが、シャグランも誇らしいだろうなあ。結婚前のカップルにも読んでほしいなあ。
水戸くぐる
作者
2023/3/18
0
ズーニー先生、コメントありがとうございます!
この作品はどうしたら人と一生の絆を作っていけるのだろうか、と考えているものを何とか物語にしたものでそう読んでいただけて嬉しいです。
どうしてもページ数とテンポの関係でそこまでは描けなかったのですが、ズーニー先生のおっしゃるとおりシャグランも乗り越えたサディクを誇らしく思っています。
半年間ありがとうございました!
全コメ
ごとう隼平
2023/3/18
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面白かったです!キャラクターをしっかり作ろうという意識を感じました。
またキャラクターの内面を引き出すための舞台、設定作りにも気を遣えていますね!
お互いを晒せ出して、成長し、力強く進み始める、二...
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面白かったです!キャラクターをしっかり作ろうという意識を感じました。
またキャラクターの内面を引き出すための舞台、設定作りにも気を遣えていますね!
お互いを晒せ出して、成長し、力強く進み始める、二人。そういう二人を描けることが何より強みと感じます。
また何が魅力的な状況となるのかも、しっかり把握できていますね。
その強みを活かすために安心して描ける舞台を見つけてほしい、と思いました。凝った世界設定にするとどうしてもそこを描く必要が出てきます。もしかしたらローファンタジーとか部活ものとかも挑戦してみるのも悪くないかも…一つのアイテムに振り回される話、とか楽しく描けるんじゃないかという予感がしました。半年間おつかれさまでした!これからの作品作りも応援しています!
水戸くぐる
作者
2023/3/18
0
ごとう先生、コメントありがとうございます!
また講義でも半径5mの感情を描きたいんじゃないか、というのもその通りでした。
キャラクターをしっかりと生きているものにしたかったので少しほっとしています。
今回、世界観のファンタジーの度合いについて改めて考えさせられました!
次は世界観をもっとマッチさせながらキャラクターを大事に描いていきたいと思います!
半年間見ていただいてありがとうございました!
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