コルクラボマンガ専科課題

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初めまして、月本シロです。

皆さん、はじめまして。月本シロと申します。

普段は此処コミチさんのお題や企画に挑戦したり
TwitterやInstagramに日常マンガやイラストを投稿しています。
コミチさんの企画から何度か入賞させて頂いたり、駆け出しですがPRマンガやイラストの仕事を頂いたりしています。

私がマンガを描き始めたのは7歳の頃。
大好きだった岡田あーみんさんや高橋留美子さんのマンガを大胆に模倣したものから始まりました…。
10代まではただ、自分が楽しむために空想にふけり、紙に欲をぶつけるようなマンガを描いていました。自分の煩悩が詰まっていますから、人に見せるのはもってのほか。自分だけのひそかな楽しみと思い込んでいました。
創作欲は広がり村上春樹さん、吉本ばななさんの作品との出会いもあって、小説もたくさん書きました。

「人に読んでもらう作品」を意識しはじめたのは20代の頃です。
少女マンガ誌に何度か投稿し、賞金も少しもらえました。
けれど、絵の苦手意識がなかなか克服できず、必死になる根性もありませんでした。

大学卒業後、人と接するのがほとほと嫌になり、しばらく家にこもった後「人に会いそうにない」という理由で映画館の映写職につきました。
決まった人にしか会いませんでしたし、沢山の映画を知ることができました。
数年後には営業に回りましたが、失敗しながらも様々なことを学ばせて頂いたと思っています。

会社員時代は忙しくてなかなかマンガを描けなかったんですが、情けなさを煮詰めたような失恋をした時に一人で京都に行き、（ベタな展開すぎる…）帰りに関西コミティアという創作同人イベントにふらっと寄ったところものすごく刺激を受けて、それ以来ちょくちょくコミティアや関西コミティアで創作同人誌を出す様になりました。
とても楽しく、今でも同人イベント大好きです。

現在は夫と、幼稚園の息子との三人家族で九州に暮らしています。

私がコルクラボマンガ専科で学んでいきたい事は沢山ありますが、
「観察の精度を上げていく」という目標は、この6ヶ月で強く意識していきたい事のひとつです。

私は身近な小さな事からストーリーを思いつく事がよくあります。

道端に生えていた植物、薬を飲む水が朝日で光っていたこと、
誰かと交わしたささやかな会話。
そういうものから感情を広げて、「生きている」物語をつくりたい。

少しぬるくなったお茶を飲むくらいの自然さで読めるような、
心がじわりと前向きになるマンガを描いていきたいなと思っています。

そのためにはまだまだ、自分の感情や表現力、着眼点は粗いと思います。

コルクラボマンガ専科で皆さんと一緒に学んで
自分なりに新しい扉を開いていきたいと思っています。

どうぞよろしくおねがい致します！