たんぽぽ 永井先生の在宅医関連の本完結
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説明・あらすじ
在宅医療や在宅医療の考え方を推進していくことは、高齢化の進んだ日本の社会にとって、最重要課題の一つです。この在宅医療の質を上げていくためには、私は3つの因子を高める必要があると考えています。一つ目は理念(患者への熱い思い)です。二つ目は効率よく医療者が疲弊しないシステム(ノウハウ)です。そして、三つ目は人財(マンパワー+制度の知識)です。
この本では、在宅医療の質=理念(患者への熱い思い)×システム(ノウハウ)×人財(制度の知識)と考え、「在宅医療の考え方」と「システムのノウハウ」と「制度の知識」を一体的にみにつけることができるよう、漫画家のこしのりょう先生とコラボして制作した漫画を用いて、初心者にもわかりやすく解説しました。全国在宅医療テスト受験者はもちろん、在宅医療初心者や質を上げたいと思っている方などの人材育成にも使えると思います。ぜひご活用ください。
理念
・「家に帰ろう」と患者さんが決断するための鍵は医療従事者が握っている
・患者マネージメントで気をつけるべき7つのポイント
・亡くなるまでどうよりよく生きるのか?
・家族への告知と「看取りの心構え」を伝えること
・輸液は何のために行なうのか?
システム
・在宅医療で大切なことは、「患者さんの不安をいかに取り除けるか」である。
・看取り期の多職種、他業種との連携
・自宅での看取りのノウハウ!? 制度の知識
・医療保険と介護保険について
・訪問看護は医療保険か介護保険か?
・訪問看護指示書と特別訪問看護指示書
・カンファレンスでは「4つの呪文」を使ってみよう!