昔の奉公人はお盆と正月くらいしか休みがなくそれが当たり前で
今のように土日休み、祝日休みとかの感覚はなかったようです。
ただ大正時代になるとサラリーマンとか工場労働とかが増えて
少しずつ日曜日が休み、という感覚が広がっていたようです。
なのでこの時代、24時間主人と共に過ごすような
住み込みの奉公人・下女は人気のない職業でなり手が少なかったそうです。
ラジオもまだなかったので
情報は主に新聞から。
華族の色々な情報はよく新聞に載っていて
世間の注目の的というか、
今の芸能人のような扱いに近いものがあったように思います。
なので淑子が亡くなったという情報も小さいですが
恐らく新聞に載ったと思います。
それとこの頃の睡眠薬は
バルビツール酸を主成分にしたものと
ブロムワレリル尿素を主成分にしたものの二種類があって
どちらも過剰摂取すると死亡の危険があるような危険なもの。
文豪の自殺にも使用されりして
乱用や自殺目的の服用が問題になったりしたような薬でした。
カルモチンはブロムワレリル尿素が主成分の睡眠薬で
1915年に旧武田薬品などが販売して大正時代に普及していたもの、
との記述があったのでチラリと入れています。
不眠や不安の緩和などの効果があるのですが
依存性や大量服薬時の危険性があり
昭和初期には劇薬指定されたとの事です。
次の話
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