Easter Egg -イースター・エッグ -

当作品は、2237年のスマートシティを舞台にした「AI神官と人間クラウド」（本編, 未制作）のサイドストーリーです。

ストーリー
　スマートシティに住む少年の両親は不仲で些細なことで喧嘩が絶えない。嫌気がさして街に飛び出した少年をスマートシティは快適に調整するが、そのために少年は立ち直るきっかけを失う。少年は、偶然に少女と出会う。その少女が導く先にはAIが想定しない光景が待っていた…。少年の挫折から人間回復の物語。

世界観
　シンギュラリティを経た2237年(218年後)のスマートシティが舞台。高度に最適化された街では、温度、交通、経済など住人に関わる全ての活動がAIにより管理される。スマートシティは個々のAIが連携されたAIの集合体である。その最高管理責任者は「AI神官」と呼ばれるが、巨大なAI集合体はもはや管理不能で、むしろ人間をAIに合わせて管理しがちになる。
　高い生産性により物価は極端に低下し、人の仕事にはクリエイティビリティが求められる。創造性のない人は職にあぶれるが仕事がないわけではない。人間の脳を分散コンピューティングのリソースとして使う「人間クラウド」に参加することによって収入を得ることができる世界。

タイトルについて
　コンピュータのソフトウェアなどに隠されていて、本来の機能・目的とは無関係であるメッセージや画面の総称。ユーモアの1種とされることもある。

制作　チームC
プロデュース・マネジメント: ほんま
ストーリー: 暗黒通信団, 中根
漫画: ハミ山
キャラクター: ヒロキ