高校時代、競技としての弓道より武道としての弓道を大事にする部活だったので、「正しく中る(あたる)」と「中てたい」のせめぎ合いの中にいました。
射型を整えて、間合いをちゃんとして、正しく引けば中る。だから、部活内で「中てたい」と言う願望を人に言うのが少し難しいなぁと当時感じていました。
自分が弓道漫画を描くときに、この辺りをどう表現しようかなとずっと思っていたのですが、今回は、その「中てたい」と言う思いをどストレートに描いてやろう!と思い制作しました。弓道未経験者の人に、できるだけ弓道を難しく捉えずに読んでもらいたいと思ったので弓道ネタは少なめに。
正しく引けば中る、弓道は自分との闘い。
その考え方は非常によくわかるし、自分もそう思ってます。
ただ、ぶっちゃけ部活をやっていて、正しく引けば中るわけではないこと、試合ではとにかく中てたい、同期より1本でも中てたい!と言う気持ちも嘘じゃない。
だけど、そういう思いを持ってていいのかと言う悩みもある。
描ききれなかったことはたくさんありますが(そもそも一部ネームです笑)楽しんでもらえたら嬉しいです
次の話
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