わたしはわたしである。
わたしはあなたである。
わたしはわたしに…
なりたい。
20XX年、新東京―。(新宿アルタ前?)
「本日も犯罪件数ゼロ、事故件数ゼロ・・・・・
アップルウォッチのようなもの(以下、〇ウォッチ)をつけた行き交う人々。
スカウター?望遠鏡?越しに、通りを眺める謎の人物。(1人、男、顔が見えない大き目フードかぶる?)
人混みの中へ。すれ違い様に人が倒れる。
人混み、喧騒の中に消えてゆく。
夜の歌舞伎町、路地裏。(AIの進化により、花街はいかに進化するのか?好み、性癖の多様性?ロボットが案内?映像上でのやりとり?ロボットなら犯罪にならない夜の趣味が実現?)
キャッチ(相方の少年キャラ?_)に引っかかるおじさん。
キャッチ)「お兄さん~!良い女の子紹介しますよ!ウォッチに場所も支払い履歴も残らないうちにしかないサービスありますよ~ん」
おじさん(年齢未設定)「履歴残らないの?それなら行ってもいいかな~」
キャッチ)「はーい、こっちこっち♪
路地裏
美少女現る。
美少女)「いらっしゃいませ~(ハート)じゃ、早速(ハート)
美少女、ウォッチを破壊。
監視カメラの破壊音。
キャッチの少年の姿。
少年「そっちは終わった?」
美少女)「「No, problem!ミッションコンプリート!」
ありとあらゆる言語を使い、超高速で語り出す。←要らないかも?
場面転換
メモ:学校にするか?職業訓練所のようなものにするか?
現代日本の授業の様子。
教師)「~であるからして、~~~~である。はい、じゃあ次、田中!教科書〇ページ読み上げて。」
田中)寝ている
教師)「田中~減点」
クラス)どっ(笑)
チャイム音
教師)「今日の授業はここまで。次回までの課題は~~」
映像終了
画面
課題1.「近代日本の学校制度を見て、旧日本人の文化と価値観が表れているものを3つ以上選び、論述せよ。」
課題2.「クラス全体が笑いに満ちた空間と背景について、自分なりの意見を交えながら解説せよ」
課題3.「旧日本人のidentityを表現したクラス風景を絵画またはイラストで表現せよ」
映像と、映像キーボードをたたく
隣から声
少年A「なあ、これって提出いつまでってなってる?ウォッチに表示されなくて。ロード遅いのかなー」
少女A「さあ。いつでもいいんじゃない?記憶の新しいうちにやった方がいいに決まってるんだから、ウォッチに頼らなくったっていいじゃあないの。自分で期限は決めなさいよ。」
少年A「…おまえ、不思議なこと言うのな。」
背後から
少年B「(名前)、これからランチ行くんだけど君は?」
少女A)「それじゃあ、わたしもランチにしようかしら。あなたはもう少しそこで頑張って」にこやかに
場面転換
中庭?ぽいところ
Oilと書かれたパッケージの紙パック?(未来的じゃない?)ジュースを飲む2人。
少年B)「君、あんまりおかしなこと言わないほうが身のためだぞ。」
少女A)「なんのことかしら?」
少年B)「ここ、新東京では市民は、1日、いや数年先のスケジュールまで《マザー》が管理しウォッチを通して伝達され、生活しているんだ。人間の知識レベル、趣味趣向、行動パターンを予測し、全市民が個別で最適な生活が送られている。それなのに、スケジュールを自身で考え管理するなんて、不幸の始まり。そもそもその発想自体が悪であり、危険分子だ。監視モニターに引っかかってみろ。すぐに君は、ホスピタル行きだぞ笑
ウォッチから振動音。
「こちら第3研究所。これより15分後雨天予報。ただちにシェルターに入られたし。次のスクールは…」軍隊のようなアナウンス
「ごきげんよう!あと15分ほどで雨がふります!今日は屋内で過ごそうね!次のスクールは…」萌えキャラアナウンス
お互い目が合って笑い合う。
「何なの。きみの・あなたのそのウォッチ」
再び目を合わせ、お互い指差し
「趣味まる出し!」
爆笑
「じゃあまたあとで会えたら!」
駆け出す少年。
赤らめる少女の頬
「私は私の好きなように生きていきたいの。それが、私が私になれる最適の手段なのよ。」
―好きってナニ?―
再び教室?へー
少年A)「なー、俺のウォッチ、OSがアップロードされてなかったみたいだ。問題解決♪
Orangeと書かれた紙パック?ジュースを飲む少年A
美少女)「へぇ、そう。問題とは何かの定義よね。
少年)「‥‥???あー…、OSアップロードが遅れた原因?てことかな。」
美少女)「笑顔⇒黙って少年Aのジュースに口をつける
少年)「なんだよ、もー。なあ知ってる?最近ウォッチ狩りってのが流行ってるらしいぜ。夜いきなり表れてウォッチと周辺の監視カメラを破壊されるんだと。でも被害者は、一切犯人の顔を覚えていないし、監視カメラの破壊もなぜかマザーには報告されない。人が目視するまでわからないらしい。被害者は気絶。記憶なく気づけば、ホスピタルの天井を見てるってわけさ。」
少女A)「怖いわ。」
少年A)「とはいえ、ウォッチの言う通りに過ごしておけば絶対安全さ♪決まって、事件が起こるのは、夜の街って話だ。」
美少女)「そこは俺が守るって言わないのね笑」
少年A)「なにそれ笑 古典映像の見すぎだよ笑 人が人を守るなんて発想自体、非力だ。」
少女A)「…古典映像大好きだもの、わたし」
少年A)「まあ僕らは生活や行動をマザーやウォッチに頼っている分、思想や感情において、大昔よりはるかに自由度が高いんだ。これが新人類。進化した人間。決まった価値観や固定概念、文化の中に自分を当てはめる必要はない。行動こそマザーに制御されるが、おかげで街は安全だ。脳内で何を考えたところで、行動に起こすことなど絶対にありえないのだから。ここ新東京はなかでもトップクラスの安全レベルなんだぜ。」
少女A)「その安全な町新東京で、事件と。」
少年A)「あくまでこれはうわささ。マザーが示す犯罪率はずっと0のまま。」
少女A)「あなたがもしウォッチ狩りに遭遇したら?」
少年A)「…それがさ、噂じゃそのウォッチ狩りってのが、ものすごっい可愛いらしいの!ウォッチなんてまた新しく作ればいいんだし、それよりかわいい女の子に会う方が貴重じゃねぇ??まあ、なんつっても、平和な世の中じゃ皆刺激を求めがちだろ?噂話に自分好みに脚色して楽しんでるだけさ
少女A)「ほおほお。とすると、君は事件を起こす可愛い女の子に妄想を膨らませて楽しんでいると…!」
少年A)「しょうがないだろ。俺、旧時代の《作品名》の大ファンなんだから」
少女A)「もうっわたしには、古典映像の見すぎだとか言っておいて、そっちは完全に趣味のレベルで古典作品を読み漁っているじゃあないの。」
少年A)「はは。やくなっての。君が、オレかAかの恋愛(マッチング」実験で、たとえ俺を選ばなくとも、俺には○○がいるから、傷つける心配はしないでおくれ」
少女A)「恋愛(マッチング)実験なんて…いくらマザーの公式実験でも選ばれたくなかったわ。」
少年A)「より良い恋愛とより遺伝子レベルの高い子孫を残すための配合実験だろ?俺はおもしろがってる側だけどね。これだけマザーが発展してもいまだにレンアイに対する最適解が出せてないんだ。遺伝子レベルの人類進化論もまだまだ発展途上。これから俺たちは、死なないからだ を手に入れるのか、死という概念が変化するのかこれも、研究の方向性で議会やら科学者やらが大揉めらしいぜ笑」←しゃべりすぎ?情報量減らすか
少女A)「マザーが出す最適解‥なんだか疲れたわ。今日は帰ろうかしら。」
ゆがむ画面?ノイズ?
少年B)「そう?俺は‥‥(ウォッチを確認)…立ち上げり手を広げる。
―ハグしながらー
おっほん。僕のウォッチによると、
抱きしめて君を送ったのち、僕は次のスクールだとさ。
さて問題です。僕のこの行動は本当にウォッチの指示でしょうか?
少女B)「…もう!」
笑って「それじゃね」立ち去る。
頬を赤らめ、少女を見送る少年A(どこか寂し気?)
―場面転換:夜の歌舞伎町―
倒れ気絶しているおじさん(冒頭シーンと似た雰囲気の…)
立ち去ろうとする犯人2人組
大勢の都市警備隊?に囲まれる
追い詰められる2人
ウォッチを破壊される2人。
目を閉じるかのようなシーン
目の前が暗くなる
「シミュレーション終了システムをログアウトします」
―研究所?ホスピタル?格納庫?―
「第XX回シミュレーション終了。本シミュレーションの被験システムNo.0003、2号機異常なし。データを初期化します。
少女A 少年A 被害者のおじさん? 街ゆく人
たくさんの顔(AI)が並ぶ
警報音
「異常発生。異常発生。警備システムをオン。インターフェース1号機~10号機作動します」
少女の目が開く。(警備AI出動)
街の人々が次々とウォッチを破壊され、倒れてゆく。
同じ顔の武装少女兵が現れる。犯人を取り囲む
犯人(?)との戦闘シーン
管理画面「管理ナンバー、非表示。なんらかのバグの可能性。認識プログラムとインターフェースを至急解析。認識プログラム異常なし。インターフェース、全機異常なし。本件は未確認インターフェースの侵入によるもの。全機、至急未確認インターフェースの捕獲に専念せよ。」
犯人のウォッチが壊される
なぜか気絶(ログアウト)しない犯人
武装少女「ウォッチがエネルギー供給部じゃない・・?」
他武装少女「ウォッチ破壊による未確認インターフェースの行動停止に失敗。本機は、捕獲の為の破壊がやむを得ないことをマザーに提言します」
※やむを得ないって表現が人間ぽい?
「全機、対象をロックオン。エネルギー砲を発射します。」
※エネルギー砲、ださい
侵入者「ひでぇなあ。皆一緒に学校生活を共にした仲だってのによ苦笑」
-回想シーン-
少年は人間だった。
人類、火星移住計画。
AIたちと同じ顔をした人間たちが、宇宙船へ乗るシーン。
火星で生きるため、人体の中にAIを埋め込む始める人類たち。
なんらかの神経異常、記憶障害になる人類。
少女Aと同じ顔の好きな女の子から「あなた誰?」
人類補完計画?
(失われた記憶、神経障害から救うヒントを得るため、少年は再び地球へ)
↑わざわざ書かないにしても、地球に戻る設定理由はもうちょい練るべき?
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※別ルート※
少年は他国からのスパイ。
AIの発展とその知能レベルは、国によって偏りが生まれていた。
友人たちを先進国の身体実験?により、拉致?されてしまう。
AI発展途上国から、先進国AIの友人を探しだし、先進国のインターフェースを盗む為、侵入。(友人たちは死んだ設定?触れない?)
共に過ごすうちに、AIに心許し人間として接するようになるも、ウォッチの破壊と母国への輸送は続けていた。輸送シーン、AIに見つかり戦闘?
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少年、何らかのスイッチを押す。
息を大きく吸い込んで
「新東京都市のみなさーーーん!こんばんは!俺は人間です! (街中に響き渡る少年の声)
※超音波みたいなもの出す?
あなたたちが作る未来都市新東京、素晴らしい素晴らしいよ!誰も迷わない誰も悲しい顔をしない。誰も…何も…。みんな同じ顔!みんな俺の友達の顔!君たちAIと僕ら人間、いったい何が違う?
この世界はおかしい!!
一体誰の何のためにこんなことやってんだ?
間違ったっていい。自分で選んだ好きなことを思いッきしやって、笑って泣いてそんな生活送 ろ・・・・
ズキューン(突然の発砲音?レーザー音?)
武装少女「目標に命中。これより本機はターゲットの捕獲にうつります。」
武装少女、全員走り出す。(ただ一人を除いて…)
少女A「次こそ助ける。」
格納倉庫
AIたちが帰還してゆく。
「本日も犯罪件数ゼロ、事故件数ゼロ・・・・シミュレーションNo.3333333333終了
自我育成プログラム成功率88% 人類社会再現率60%」
※後ろ2つ要らない?
※読者にどんな感情になってほしいか、物語のメッセージでオチが変わる…?
⇒1.マザーシステムが実験したシミュレーションで、全員AIオチ。
⇒2.シミュレーションではあるものの、侵入者(人間)とAI(少女A)の自我の芽生えというバグは、マザーシステムにも予期しない出来事であった?
メモ:
・未来都市や未来アイテムは、想像力を膨らませつつも、科学者の知見も織り交ぜて、妄想と現実を良い塩梅にしたい
・終わり方にもよるが、少年と少女の行動が、読み終わった後、どれがシミュレーションでどれがバグ(自己選択)によるものなのか、読返すとわかる仕掛けはおもしろいかも?もう1度読返したくなるような。
・大衆受け、盛り上がりやすいかなと思って恋愛要素いれようとしたけど、中途半端?
・少年と少女の性別を入れ替えてもおもしろいかも?
・ボツ案1.少女Aは、同じインターフェイスの少女A’に「姉・友人」のような不思議な感覚を覚え始めるが(2人は仲良し。内緒で監視カメラをかいくぐり、都市外へ出ようとする)、完全にマザーシステムから自律し制御がきかなくなった少女A’がホスピタルへ連行され、OSのない空っぽのロボットになったシーンを経て、自我の芽生えを隠しながら生きていた。
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