「できごと」を描きたい!と思う人は多いのですが、実は読者が読みたいのはその「できごと」そのものではなくその「できごと」によって生じる「感情」が見たい、ということが多いです。
「巨大隕石が落ちてくる」その絵が見たいというのももちろんありますが、そのことで恐れおののき、あるいは覚悟を決め、立ち向かったりする、その人間の感情こそが物語の魅力になります。
「ちいさなおっさん」が現れた…というのはとても興味を引くできごとなので、そのあと現れる感情はどんなものなのか、読者は期待します。
さらには「お尻にコンセントを刺せ!」という、そんなこと言われた人はどんな様相となってしまうのか、そここそを描くのだ…思って欲しいです。
さらに言うとここで出てくる女の子の感情の動きに「萌え」があるといわゆる「萌えマンガ」風になり時代的に流行りの描き方になります。おっさんが出てきた時の、女の子の感情…戸惑い、興奮、悲しみ、この感情の動きが可愛くて見てて楽しいものにするということです。
ギャグよりもギャグで生じる感情を描く、という意識を持つと今の商業では可能性がグンと上がると思います!
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