僕の人生に、脚本家の旺季 志ずかさんという方があらわれました。この方をモデルに、脚本家のキャラを作ってみたいと思っていました。作家として名前が出るということはどういうことかというのを考えたのが今回の作品が生まれるきっかけになっています。名声を得るというのは、みんなの憧れという存在になる反面、批評されたり、売れなかったりしたときのすべてをうけおうということだと思うのです。それをすべて引き受ける覚悟が必要なんです。自分の人生も同じ、足元を見ないではるかかなたの夢を追っていては、自分の人生に覚悟を持つことが出来ないし、自分の夢を実現することもできないのだと思います。自分の夢は誰かとつながっていて、誰かの夢も叶えるかもしれないと思ったら、素敵だと思いませんか。
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