漫画に必要なこととして、自分への質問力とそれにさまざまなバリエーションで答えられる力がいると思った。
以前「どういう風に話を作ればいいのかわからない」という悩みにこしの先生が答えてくれたときのこと
「例えば山に登る漫画を描くとするじゃない。なんで登るの?何人で登るの?一人で?どうして一人で?どうして仲間と?どんな仲間なの?仲間じゃないの?じゃなんで仲間じゃない人と登るの?何かから逃げたいから?じゃ何から逃げたいの?生きづらさ?何に生きづらさを感じてるの?頂上に登ったとき見える景色ってどんなん?その景色を見たら主人公の何が変わるの?・・・」
一つの案に対し怒涛の質問が溢れてくる!そしてそれに答えながら自分でさらに複数の質問を重ね、答えるを繰り返している。こしの先生のツルツルの頭(自画像)から芽が出て枝が分かれ最後には大樹になっていく様を見ているようだった。これが、、プロ、、!!!
一つの質問に対していろんな回答あるいは自分しか思いつかないような回答を用意できたなら、それをどう引き立てて面白くするか考えたらいい。逆におもしろい質問ができたらそれだけで漫画はかけそうな気はする。それ以来わたしは話を作るときに自分に質問するようにしているが、その質問と答えのぎこちなく貧相なこと。バリエーションを増やすためにどうするか?という問いの答えを最近考えてるので、いつかまたまとめようと思います。
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