なんとなく最近感じてることなのだけど。
漫画家が漫画を作るというのは
映画でいう監督(演出)、脚本、セットや美術、役者の演技など大方みんなこなすわけだけど漫画の種類には「監督型」と「役者型」があるような気がしてます。
「監督型」
面白い企画や設定を思いついてから感情を深める。
「役者型」
演技とか感情とかから作る。そこから導いて面白い企画にしていく。
もちろん、きっぱり別れているわけではないし、混ざりあってるし、どっちがいいとか売れるとかではないのだけど
きっと二つの型はもっと細分化されて
監督型
構図はずば抜けてる!とか
セットや美術(絵)はメチャ凄い!とか
役者型
感情表現が繊細!とか
面白い視点で感情を表現する!とか
いろんな得意なレイヤーがあるんだけど・・・
ま、大雑把にわけてみました。
どちらかというと私は後者かなぁと。
売れる漫画はたぶん両方が必要で、でも、ここは得意、不得意があって自分では気づかないことだったりします。
まず、自分がどちら側なのか意識することで足りないほうを補ってもらえばいい訳です。(得意や好きは勝手に伸びるw)
編集さんとか、信頼する人に。
PS
監督型の方は
企画や設定から考えても、それを「面白い」と思う感情が必ずあるので
そこを深く掘っていくと「面白い」だけでない「自分の感情」にたどり着いたりします。
役者型の方は
自分の感情を表現するにはどうやったら多くの人に通じるかを考えましょう。タイムリープや時代物などなど・・・流行りもの設定にしても、そこには自分の感情がのるので
自分の漫画になります。
オレはそこがなかなか出来て無いんだけどね。笑
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