音楽は、それをよく聴いていた時の記憶に結びついていることが多いのではないでしょうか。
そしてその音楽を聴いていた再生機器そのものも、また記憶の一部です。大切な思い出の一つです。
楽しい時や辛い時をも共にしたそれは、ただの物質ではなく、私に取っては「相棒」でした。
突然やって来たその別れは、思い出も一緒に電車で遠くへ行ってしまったような切ないものとなりました。
主人公はわざと美形に描いています。「歩」の正体がわかった後に見てみると、より滑稽に見えるのではという狙いです。
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