第3回医療マンガ大賞(第3回 医療マンガ大賞公式特設サイトはこちら)
超高齢社会において、医療を必要とする人が増加する中、誰もが必要なときに必要な医療を受けられるようにするためには、市民・医療従事者・行政が医療に関する共通認識を持つことが重要です。
しかし、医療現場では、同じ出来事でも、患者と医療従事者では受け取り方や感じ方が異なることが少なくありません。そうした医療に対する視点の違いや想いを可視化することを目的に、横浜市は「医療マンガ大賞」の取組を開始しました。
【医療マンガ大賞とは?】
医療マンガ大賞は、同じ出来事でも、患者/家族、医療に携わる方々など、立場によって受け取り方や感じ方が異なることに着目し、それぞれの視点からの捉え方を心震わせるマンガとして描くことで、互いが気づき、共感を促進することを目指して始めたマンガアワードです。
様々な方と連携しながら、医療へ関心を向けてもらう機会を広げる取組を進めています。
【応募方法】
マンガ作品は、それぞれの部門をテーマをもとに、視点を分けて原作エピソードをご用意しています。
原案エピソードをあなたのマンガで表現し、コミチのお題「#医療マンガ大賞」へ投稿してください。
(1) 異なる作品であれば、各テーマお一人様何回でも応募可能です。ただし、1作品ずつご応募ください。
(2) 漫画はフルカラー・グレースケールどちらでも応募可能です(ページ単位の漫画・縦スクロール漫画共に応募可)
(3) 350dpi以上で作画をお願いいたします。受賞者には個別で、高解像度のデータ提供をお願いします。
(4) 受賞作品の著作権は本企画の主催者である横浜市に帰属します。
また、応募作品については、医療マンガ大賞WEBサイト、医療マンガ大賞のPR活動(各種メディアへの掲載や紹介を含む)、SNS投稿、印刷物、資材等の他、横浜市による医療広報全般での活用を想定しています。また、医療マンガ大賞の協力企業、もしくは医療マンガ大賞に関連する媒体で使用される可能性があります。同意の上、御応募ください。
(5) 応募作品は受賞にあたり、表現などの一部修正を依頼することがあります。
(6) 受賞作品の一部修正・翻案を主催者である横浜市に認めることとします。
(7) 上記期間中に本お題に投稿すると、自動的に本企画の対象となります。
(8) 応募の際は、対象エピソード【No.】を「タイトル」に記載ください。
※上記【応募方法】や【注意事項】を全て熟読した上でご応募をお願いいたします。
※事前にコミチへアカウント登録が必要です。
※本ページの「投稿する」ボタンから投稿してください。その他の投稿方法では応募が確認できないため、無効となります。
※コミチプラットフォームの利用方法などのご質問は、コミチのサポートへお問い合わせください。
【マンガ応募期間】
2021年9月17日(金)〜 10月18日(月)まで
【スケジュール】
・マンガ募集期間:2021年9月17日(金)〜 10月18日(月)
・審査期間:10月下旬〜11月
・結果発表:2021年12月上旬を予定
大賞&入賞作品を『第3回医療マンガ大賞公式特設サイト』にて発表。
【受賞特典】
■大賞(1作品)原稿料30万円
※大賞作品については、全部門の応募作品から総合的に、審査員によって選出となります。
■入賞(7作品)原稿料10万円+各部門サポート企業から副賞提供
※他特別賞としてwebサイトで作品を審査員のコメント付きで掲載することがあります。
※全受賞作品が日経メディカルOnlineにて掲載される予定です。
【賞の決定方法】
医療マンガ大賞に応募されたすべての作品から、厳正なる審査によって大賞、入賞を決定。
【医療マンガ大賞の取組を応援してくださる皆さま!】
・青鹿 ユウ先生(マンガ家)
・大須賀 覚先生(医師)
・かげさん(看護師・イラストレーター)
・さーたり先生(医師・マンガ家)
・坂本 昌彦先生(医師)
・伊原 和人医政局長(厚生労働省)
・佐々木 俊尚さん(作家・ジャーナリスト)
・島袋 全優先生(マンガ家)
・シャープさん(シャープ株式会社公式Twitterアカウント)
・末次 由紀先生(マンガ家)
・つるの 剛士さん(タレント・アーティスト)
・中山 祐次郎先生(医師・作家)
・矢方 美紀さん(タレント・声優)
<13名の応援メッセージは医療マンガ大賞公式特設ページへ>
【応募テーマ 原案エピソード】
マンガ作品は、それぞれの部門をテーマをもとに、視点を分けて原作エピソードをご用意しています。
このエピソードをあなたのマンガで表現してください。
■コロナ禍でのある施設 (朝日新聞)
入賞作への副賞:朝日新聞アピタル(WEBサイト)
及び土曜別刷り「be」にて掲載
【No.1】医療従事者視点エピソード <原案全文はこちら>
「ある介護老人保健施設(老健)でクラスターが発生した。今でこそ経験に基づく知見もたまり、クラスター発生時の対応はわかってきているが、当時は2020年春、誰も彼も懸命に手探り…」
【No.2】介護従事者視点エピソード <原案全文はこちら>
「これは2020年春のことだ。入院した入居者がコロナ陽性だったという話だった。それは大変だ!と言っていたが、大変なのはここからだった。そこから、感染が次々に発覚していった…」
■がん対策大腸がん検診 (日経メディカル)
入賞作への副賞:日経メディカルOnlineにて掲載
【No.3】 患者家族視点エピソード <原案全文はこちら>
「ご存じの通り、夫は59歳で勤めていた会社を早期退職し、以来4年悠々自適な生活を送っていました。毎年春に大腸がん検診で先生のところにお世話になっていて、昨年春にも伺おうと…」
【No.4】 医療従事者視点エピソード <原案全文はこちら>
「長年、かかりつけ医としてうちのクリニックを受診しているBさん。会社を退職したBさんの家族のCさんは、いつもBさんが受診されるときは車で送迎し、毎年秋にはクリニックに併設した健診センターで…」
■医療コミュニケーション 心房細動の治療 (メディカルノート・一般社団法人日本循環器学会)
入賞作への副賞:メディカルノート(WEBサイト)にて掲載
【No.5】 医療従事者視点エピソード <原案全文はこちら>
「治療の継続は本当に大事なんです。何度も説明していますので、わかっていただけていると思っています。大変心苦しいのですが、これ以上は無いようにして欲しいです。本当に…よろしくお願いします。」
【No.6】 患者視点エピソード <原案全文はこちら>
「本日8月10日は心臓(ハート)の日…語呂合わせか。と、昼休憩中にネット記事を眺めていた。不整脈がなんで心臓?と思いながらも、すぐできると書いてある脈のチェックをなんとなくやってみた…」
■医療に関する 言葉にしないと伝わらないこと (SNS医療のカタチ・ケアネット)
入賞作への副賞:ケアネット(WEBサイト)にて 掲載&他公募エピソードのマンガ化依頼(詳細は受賞後にご案内します)
【No.7】 医師視点エピソード <原案全文はこちら>
「私は、主治医の先生にずっと嘘をつき続けていました。」彼女が初めて私のところに受診した時、確かにそう言ったのだ。私は診療所で家庭医をしている。日常的な病気やケガを診る「かかりつけ医」…」
【No.8】 言語聴覚士視点エピソード<原案全文はこちら>
「私は言語聴覚士である。訪問リハビリの分野で、いろんなご家庭に伺う。主な仕事内容は「ことば」などのリハビリを行うこと。コミュニケーション能力の改善を目指すのだ。リハビリを行う上では…」
【審査員】
応募作品の審査は、最前線で活躍するマンガ家や編集者、医療従事者等が行います。(五十音順)
井上 祥/(株)メディカルノート代表取締役・共同創業者(医師・医学博士)
2009年横浜市立大学医学部卒業。横浜労災病院初期研修医を経て2011年より横浜市立大学大学院医学教育学・消化器内科学、2015年3月に医学博士。
インターネットを中心とした信頼できる医療情報の発信を通してすべての人が医療に迷わない世界を目指し、大学院在学中の2014年10月に株式会社メディカルノートを創業し現在、代表取締役。横浜市立大学医学部非常勤講師。千葉大学客員研究員。日本医療機能評価機構EBM普及推進事業運営委員。
おかざき 真里(マンガ家)
1967年生まれ。博報堂在職中に『ぶ〜け』(集英社)でデビュー。2000年に博報堂を退社後、広告代理店を舞台にした『サプリ』がドラマ化もされるなど、大ヒット。その他、代表作として『渋谷区円山町』(映画化)、『彼女が死んじゃった。』(ドラマ化)、『&(アンド)』など。フランス、ポルトガル、イタリア、韓国他でも翻訳出版されている。「月刊!スピリッツ」で『阿・吽』連載終了、現在次作品の準備中。「FEEL YOUNG」で『かしましめし』を連載中。三児の母。
こしの りょう(マンガ家)
2004年に「モーニング」にて『Ns’あおい』でデビュー。2006年には同作品がテレビドラマ化された。2011年から「週刊現代」(講談社)で『町医者ジャンボ!!』を連載。2013年には同作品がテレビドラマ化。現在は「週刊現代」で『人生はバウンスバック』、看護系webにて現場の看護師さんを取材して描いている『HANA♪うた』を連載中。
佐渡島 庸平/(株)コルク代表取締役(編集者)
東京大学文学部卒業。講談社を経て、2012年クリエイターのエージェント会社、株式会社コルクを創業。三田紀房、安野モヨコ、小山宙哉ら著名作家陣とエージェント契約を結び、作品編集、著作権管理、ファンコミュニティ形成・運営などを行う。従来の出版流通の形の先にあるインターネット時代のエンターテインメントのモデル構築を目指している。
城 博俊(横浜市副市長)
1987年横浜市入庁。交通局副局長、政策局担当理事などを経て、2012年病院経営局長に就任。その後2015年新たに編成された医療局局長、交通局長を経て2020年副市長に就任。
筑丸 志津子(医師)
1986年東海大学医学部卒業。その後関東逓信病院で内科、麻酔科、皮膚科診療に従事。2002年横浜市青葉区に「松風台クリニック」を開設。2004年10月「ケセラスキンケアクリニック」を開設。横浜市青葉区医師会副会長を務めた後、2019年より横浜市医師会常任理事。
山本 健人/SNS医療のカタチ(医師)
2010年京都大学医学部卒業。医師・医学博士。Yahoo!ニュース個人オーサー。「医師と患者の垣根をなくしたい」をモットーに、「外科医けいゆう」のペンネームで2017年に医療情報サイト「外科医の視点」を開設し、これまで1000万を超えるページビューを記録。時事メディカルなどのウェブメディアで連載。SNSでも積極的に情報発信し、Twitterフォロワー数は8万人超。 YouTubeなどを通して一般向け講演も精力的に行っている。 ペンネームの「けいゆう」は筆者の二人の子の名前から取ったもの。外科専門医、消化器病専門医、消化器外科専門医、感染症専門医、がん治療認定医など。
【協力(五十音順)】
・朝日新聞
・SNS医療のカタチ
・CareNet
・日経メディカル
・一般社団法人 日本循環器学会
・公益社団法人 日本脳卒中協会
・メディカルノート
・株式会社良品計画
【注意事項】
・結果発表から2か月以上連絡が取れない場合は受賞の辞退とみなし、原稿料等の権利を放棄することに同意したと判断します。
・マンガ作品のご応募に当たっては、医療マンガ大賞公式サイトの『応募条件・注意事項』をご確認いただき、同意の上でご応募ください。