作品詳細
――きみの背中には羽がある――
小学六年生の和泉綾(いずみあや)は、勉強ダメ、スポーツダメ、特技なしのドジのアホっ子。
だけど幼いころに、見知らぬ誰かから言われた言葉を信じている。
「あたしは妖精の子! いつかきっとこんな生きづらい世界から抜け出して妖精の世界に帰るんだ!!」
ある日綾は、大っ嫌いなクラスのボス、中条葉児(なかじょうようじ)といっしょに、近所の里山で本物の妖精を目撃する。喜ぶ綾。妖精が怖くて、ビビってヘタレる葉児。
その葉児にも何か秘密があるようで……。
アホっ子JS×ヘタレイケメン
小学生の日常とファンタジーが交錯するピュアラブストーリー
※投稿小説サイトで公開中の長編『ナイショの妖精さん』をコミカライズしたものです