今回も分からないままにしまったものがございます、、、
例えば誕生日についてですが
自分の誕生日を知らないというのは江戸時代くらいだと
普通なのかと思いますが(多分)
明治になって戸籍がしっかりしてきて
生年月日を全員きちんと届けているようです。
ただ本当に産まれた日と戸籍上の誕生日が違うってことはよくあったみたい。
届出までに時間がかかって、適当な日付で出したりしてたみたいです。
その自分の誕生日を自分で認識していたかどうか、、、
でも明治や大正生まれのおじいちゃんおばあちゃんに
インタビューしたとある記事を見つけ、
それに答えていた人たちは
きちんと自分の生年月日を言えていました。
生まれは明治だけど、現在大正時代のなおやが自分の誕生日を知らないのは
ちょっと苦しいのかな~、、と思いつつ
物語的に後にも続くので「知らない」でしれっと採用させていただいてます。
誕生日を祝うというのも明治大正ではあまりやらなかったようです。
子供の成長祝いの行事としては祝ったり、
あるいは織田信長とか、江戸時代の将軍とか、
武家のかなり偉い人などは祝っていた記録があったり、
明治でも豪商の人が祝っていたりと記録はあって
明治になって西洋文化が入ってきたので少しずつ増えたようですが
庶民に広がるほどではなかったよう。
昔からの風習で正月が来ると全員一斉に
一つ歳をとるという方式だったようですが、
恐らくだけど昭和24「誕生日に関する法」ができてから
誕生日で年をとるという手法にかわったぽい、、、
なので現在大正時代のなおやは正月数えでいかせてます、、、。
明治35年にも「年齢計算二関スル法律」というのが出ていて
誕生日を浸透させようとしたけど
あまり広がらなかったようです。
でも華族の正臣たちはそれを受けて
きっと誕生日ごとに年齢を加えています(史実の華族は分かりません)。
誕生日を祝うことまではしてない設定。
それと話は変わりますが前回描いた懐中時計、
何も調べずに描いていたら蓋の開く方向が逆でした。
今回アップで描くのでちゃんと見ると
懐中時計の上側にはゼンマイをまく取っ手がついているので
蓋を開けられないのですね~。
やってしまった。
せめてもと思い90度横に開くタイプを描きました。
前回は小さいので横に開いているって事に、、、、。
ならないよな~、、、。
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