今回の事ではないのですが
ちょこちょこと大正や明治時代の資料などを読んでいて、
間違ってしまったかも、と後で分かったものが2点ありました。
一つは兵役のこと。
明治22年の徴兵令によって、この時代20歳になると3~4年間
兵役につかないといけなかったようです。
今でも海外ではよくあると思いますが
日本に住んでいる自分にはなじみはなく
この期間があるということは何も考えずに話を作ってしまいまいした。
なおやはギリギリ、正臣の中三~高校生時代に行っていたことに
できるかなと思いますが(髪を伸ばす前あたり)、
正臣は大学卒業してまさに今、兵役についてもおかしくないのに
結婚して平和に暮らしていますので、ちょっとアウトです。
法令が出てすぐは、「長男は免除」「養子は免除」
「金銭をいくらいくら払うと免除」
などなど免除になる人の方が多く
できるだけ兵役から逃れようとする人が多かったよう。
しかし、日清・日露戦争に勝ち、軍国主義が広まっていくと
徴兵逃れは恥という意識に変わっていったようで
第一次世界大戦も終わった直後の時期に
兵役免除できたかは謎です、、、というか難しかったかも、、、。
学生時代は免除されたり、体が弱いと検査に合格しなかったり、
資料によっては華族の子息は学歴が高く、年齢も上になってしまうので、
何かと理由をつけて免除になっていたとの記述や、
軍隊に入っても士官になるので前線には出されなかったという事ですが。
しかしまた別の資料を見ると、かなり高い位の華族の手記でも
4人兄弟のうち一人は神官として免除されたけど
3人は陸軍や海軍の幼年学校(中学校的なところ?)へ行き
そのあとは士官学校へ行き、海軍や陸軍に入り士官となっていくと、、、
軍に入るのが当然という意識も見られました。
「何かと理由をつけて免除」の「何か」に
正臣が当たっていればいいなと願うばかりです笑。
歴史が関わる物語は難しいと改めて感じます。
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