はじめまして大江洸樹(おおえこうじゅ)と申します。
思い返せば3歳のとき、母にピアノ教室に連れて行かれたのがマンガとの出会いでした。
先生のグランドピアノの下に置かれた小さな棚に「ドラえもん」がぎっしりつまっていたのです。
その衝撃はその教室の主役たるピアノをはるかに凌駕しました。
文字もろくすっぽ読めなかったにもかかわらずその絵がいっぱい描いてある本に私は夢中になりました。
それから10年あまり私はピアノの練習そっちのけで「ドラえもん」を読み続けました。
今では残念ながらピアノの曲は何も弾けません。
しかし「ドラえもん」が開いてくれたドアの先にはとてもおもしろい世界が広がっていました。
何かと飽き性の私なのですが、マンガだけは一向に飽きる気配がありません。
枕元にマンガが置いてないとさびしいんです。
大学を卒業したらマンガ家になろうと思っていました。
思って、いました。
しかし現在の私は33歳。
のび太君がメガネをはずしたときみたいな年齢になって日々をのんべんだらりと過ごしています。
友人からこのマンガ専科の情報を教えてもらい、何より単純におもしろそうな企画だなと感じました。
この10年あまりはマンガに対してどこか不誠実な裏切りを働いているような気分がありました。
あらためて大好きなマンガと誠実に向き合う機会にしたいと思っています。
そしてそれが仕事につながればなによりの幸せです。
とりとめのない文章になってしまいましたが、
よろしくお願いします。
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