漫画家・ 藤瀬 ミツメの 稲荷さま滞在奇譚
『幼くなった稲荷さまと、京都で一年間の同居生活』
強い霊感体質という点を除けばごく普通の人間である東雲由貴が、就職を機に京都・伏見へ越してきた。 大家の勧めで近所の稲荷大社へ挨拶参りに伺うと、そこに居たのは小さくなったお稲荷さまだった。
幼い頃から怪異に苦しめられてきた東雲は平凡な『普通』の生活を望むが、鴉天狗の襲撃から守ったことによって神や妖達の問題に巻き込まれた挙句、幼い稲荷大神に懐かれて一年間の同居生活をすることに。
神様に眷属、狐や龍、鴉天狗に大天狗、巫覡、鬼や怪異に至るまで。東雲と稲荷大神を取り巻く八百万の宴が古都・京都にて今、始まる――。
※作品のモデルとなっている場所や史実の人物等は存在しますが、あくまでフィクションです。実際の建物や団体・人物等とは一切関係ありません。
この作品には過激な表現が含まれています