ひぐれ短編集

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2020年わたくし2児の母になる…

深谷さま
いつも深く読んでいただき
ありがとうございます。
今回の企画を読んで、主催者の意図は、個人の体験を大勢の人に漫画で見せて感情を共有することであり、作者自身語りなのかと思いました。
ご指摘頂いた
>>ただ、最後のコマのモノローグや
>>わずかな時間にゲームを楽しむ様子から
>>そう悲観的ではないのかな…？と窺えるのですが
>>実際、この日常を主人公はどんなものとして捉えているのか
>>主人公の気持ちの部分を
もう少し伝えて欲しい気もしました。
とのアドバイスを読みまして、どういう視点でこのような企画に対し作品作りに望めば良いのか、迷っています。

悲観というよりも、「もう、元気だったあの頃の肉親には逢えない」という喪失感が大きく切ない
という感情を乗っけたつもりになっていました。
しかし、読者は「悲観」してる姿を見たいんでしょうか。

うまく言葉にできませんが、いつも読者の期待と自分が共有したい感情のズレに悩まされます。

早速の返信、ありがとうございます
読者が悲観している姿が見たいのか、という問いは、あまり意味が無いと思います。
読者が見たい姿・感情ではなく、あくまで作者が伝えたい感情を伝えるのが大切だと思います。

僕の書き方が足りなかったかもしれませんが、
僕のリクエストは、どんな感情であれ、主人公の感情をもっとはっきり伝えて欲しい、ということです。
主人公のこんな姿が見たい、などとは烏滸がましくて思えません。

どう感じてるの？が知りたいのです。

今回の終盤のモノローグ、
あの頃の親に会えないーの後に
子供時代に出会うのだ、とあり
ラストに
また明日。そのまた明日も…会える日々がありますように
と綴られているので
言葉尻を取っていると思われるかもしれませんが
これだと、かつての両親に会えない喪失感よりも
今ある日常をある種、これはこれで愛おしく受け入れているニュアンスを感じました。

喪失感を強調するなら、
会えないことを後に持ってきた方がいいのでは…と思いました。

例えばですが
「おやすみ」を告げるシーンでは
「今、私は親の子供時代に出会っているのだ」とだけ書いて
その後ゲームを始める→ふと手を止めて→もう子供の頃から見知った「親」とは会えないんだ→無言でゲームを続ける

という感じはどうでしょう

返信遅くなってしまい、申し訳ありません。
今回アドバイスいただいた点、自分にとって大事なこの先の成長につながる事と思うので、今週末までに形にしてみたいと思います