死ぬまでマンガを描けるように

はじめまして。羽賀翔一です。

僕は子供の頃からマンガ家という職業への大きな憧れがあり、不二子先生の「まんが道」を読み返しては、こんな青春を送りたい！と想像していました（描かれているのは、徹夜で原稿におわれ、眠らないように手の甲にペン先を刺しあうような青春なのですが、、）

たくさんの幸運な出会いや、応援に恵まれて僕はマンガ家になり、本も出し、有難いことに、それが多くの人に届くという経験もできました。

でも、僕の中に、大きな達成感みたいなものは、ありません。まんが道を読んで、想像していた、描く楽しさからかなり遠ざかってしまった時期もありました。

僕は思うのですが、マンガを描くことと、マンガを描き続けることは、かなり大きな違いがあって、マンガを描きつづけられる能力こそが、マンガ家にとって最も大切な力なのだと思います。

それをこれから皆さんと学びたいし、なにかお伝えできることがあれば、伝えていければと思います。

よろしくお願いします。