樹崎聖(カタルシスプラン発売中)のガチ編集コメント

全コメ

樹崎聖(カタルシスプラン発売中)

2020/7/14

僕も捨てられた赤ちゃん猫を育てた経験があるので、「あ、猫上手そう」って興味深く読み始めたのですが…

そんなことがあったというのはわかりました。が、そこから伝わるものは感じられませんでした。
捨... もっと見る

日刊YO! Vol.59

長谷川葉生

2020/7/24

+1

全コメ

樹崎聖(カタルシスプラン発売中)

2020/7/12

お恥ずかしながら、コケの一念、岩をも通すのコケを「虚仮」じゃなくて「苔」と思っていました。
いや、お恥ずかしい。勉強になりました。

と、それはそれとして…凄い意外性ですごかったです。
整合性... もっと見るお恥ずかしながら、コケの一念、岩をも通すのコケを「虚仮」じゃなくて「苔」と思っていました。
いや、お恥ずかしい。勉強になりました。

と、それはそれとして…凄い意外性ですごかったです。
整合性を作品に求める人が多い中、ここまで弾けられるのは素晴らしい才能と思います。
このパワーはこれからもっと上手くなっても失わないで欲しい部分です。

とはいえ、この作品が面白いのかと言われると、余程天邪鬼の人でなければ面白いとはいえないんじゃないかと思います。
それは読者の期待を結果に向かって煽れていない、方向性を全く示さないままに意外性に突き進むので、ただ意外な話になってしまっていることに起因していると思います。
つまり作者として、何をして読者に面白いと思っているのかという部分が足りてないのです。
まずどのキャラに感情移入して物語を見せるのか？そしてそのキャラを通して読者が読了時に幸せな気分になれているのか？
そうしたエンターテイメントとして必要なの根っこの部分が描けてないのです。
だからと言って読者の期待通りに描けば読者が幸せになれるわけではなく、いい意味での裏切り、予想外や予想以上が必要になるわけです。そういう意味でこの型破りな話は技術を覚えれば良くなりそうという期待が持てます。
一番期待できないのは、何となくプロっぽく描けているけれど、何も心に引っかからない作品ですから。
この良さを大事に演出や脚本を学んでみてください。
脚本本とか読まなくても大丈夫です。好きな作品は必ず三回観て、読んでプロット分解して、それぞれのシーンで読者に何をどう伝えようとしているのか分析するだけで十分勉強できます。
WOWOKURAGEさんの意外性の才能の今後に期待したいと思います。