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コルクラボマンガ専科4期・打ち切りからの起業、そしてコルクラボに流れ着く/歩 by 歩。nc-0
さっそく色んな人がいるなーと楽しませてもらってます!
歩(アユミ)です。「バスケ漫画の人」と覚えてもらえれば幸いです。

以前からフリーで漫画家とイラストレーターをやっていて、
紆余曲折あり昨年の緊急事態宣言直前に会社として法人化しました。そんなわけでまだ僕ひとりしかスタッフが居ませんが、社長1年生でもあります。

漫画家としては、2016年に「ECHOES」という作品で第7回『このマンガがすごい!』大賞(*名前紛らわしすぎますが新人賞です)の最優秀賞をいただき、単行本化&デビューしました。

今はECHOESの長編版である「BREAK THE BORDER」というバスケ漫画をnoteで連載してます。
トランスジェンダーの少年が主人公で、女子バスケットボール部の成長と絆を描く青春バスケ漫画です。シンプルに自分がトランスジェンダーで、バスケもやっていたのでそんな設定で描いてます。ガチで女子バスケのかっこよさを描いた本格的な作品が今までなかったし、ないなら自分が一番最初に描く!と意気込んでやってきました。

加えて、もっと普通にいろんなセクシュアリティのキャラがエンタメ作品の中に登場すればいいのになとも思ってきたので、それをこの作品だったら、自分だったら叶えられるなと。
スキマ産業というやつですね。

いま32歳で、上京して早いもので9年目になりますが、僕はこの作品を連載したいがために上京してきました。上京した頃はそもそも漫画描いたことなかったけど…笑
昔からやりたいことを見つけたら直感で動きがちです。

なんで自分の船を作ったのか

BREAK THE BORDERは実は出版社で連載スタートした作品(2018年〜)でしたが、1巻で打ち切られてしまった過去があります。正直その後精神的にめちゃくちゃ病みました。1年半くらいまともに仕事できなかったです。

でも僕は周りに諦められようがこの作品を最後まで描き切りたかったので、出版社とはお別れして、出版契約が満了になる2020年春に出版権を引き取り、自分で作品を描き続けていく道を選びました。他の出版社に連載移籍することも一瞬だけ考えましたが、病み倒した末に出てきた正直な答えは「もう作品の生死を決める主導権を他人に握らせたくない」でした。なんか某鬼退治マンガでこんなセリフあったような。

長くなるので割愛しますが、一昨年舌がんになった(早期なので大事には至らず)経験もあって、人生って本当に有限なんだなって実感しました。

ならばデビュー前から思い描いていた、自分のスタジオを作って、そこから作品をリリースしていく夢に挑戦しよう。やるなら今しかない!ということでコロナ禍すぎる昨年春に起業したわけです。ほぼ勢いです。個人でも発信できる今の時代ならできるだろうと。

受講期間中に、紙の単行本をリリースしたりもすると思います。

マンガ専科に来たわけ

知人が参加していたこともあってマンガ専科の存在はけっこう前から知っていて、今回はなんだか縁を感じるものがあって応募しました。

学んだことを今後のあらゆるキャリアに活かしたいのはもちろん、
一番はBREAK THE BORDERに還元しまくりたいです。

映像化されてNetflixで世界配信される作品に育てあげたいと思っているのですが、自分のレベル感がまだまだ足りてないなとずっと悩んでました。SNSももっとうまく使えたら可能性が広がるとわかっていても、なかなか苦戦続きで。

でも一番魅力的だったのは漫画仲間ができることかもしれません。描いてる作品もそうですが、僕はさまざまなバックグラウンドを持った人たちが交差する空間が好きです。

<コルクラボを経て叶えたいこと>
・漫画の表現力を上げる
・連載ペースを早くする(現状ネームが遅いのが1番の悩み…!)
・自分なりのSNSの活用法を見つけて、改善する
・漫画を描くこととの距離感を縮める

・フォロワーを1万人に増やす!

<2021年やること・叶えたいこと>
・自社から紙の単行本を出す
・マネタイズ方法を増やす
・一緒にやっていける編集さんをみつける
・あとはまだ考えてないや

そんな感じです。みなさん半年間よろしくお願いします!
https://twitter.com/imagicabranch_a


<ここ数年でグッときたエンタメ作品>

・The Last Of Us PartII (とんでもねぇ)
・ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
・SHOE DOG
・スパイダーマン スパイダーバース
・クイーンズ・ギャンビット
・13の理由

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