コルクラボマンガ専科4期

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バディ作品分析/「The Last Of Us」

バディものとはなんぞや？から入ることにしました。

自分がパッと思い浮かぶザ・バディものといえば「The Last Of Us」。ゲームソフトながら、映画のような演出とストーリーラインを持ち、パンデミック(ゾンビ)により荒廃した世界が舞台…という、少し今のご時世とそう遠くはない作品でもあります。

いわゆる”ぶっぱなす”系のゲームでは全くなくて、焦点は重厚な人間ドラマに当たっており、思わずのめり込んでしまいます。

"好きな作品"ともまた違う気がするのに、なぜ無性に惹かれるのかなーというのを抽出してみると、意外に自分が好きな要素がたくさんありました。
<好きな要素>
・擬似家族もの！(なぜか好き)
・孤独を抱えたもの同士の心の交流
・何かを失った穴を埋める存在
・優しさを素直に出せない不器用なキャラ
・年齢差
・非言語の活動(一緒に闘うとか)によって2人の関係性が発展していく
・一見守るべき存在に見えて、芯の強い少女
などなど

<いいなと思った演出>
・冒頭で娘が男にプレゼントしてくれた腕時計を、25年後も男は
つけ続けている(時計はとっくに止まっている)
　=娘を失ったことによって、男の中の時間は25年前で止まっている

・最初に男は娘を失ってしまいますが、ラストのエリーを抱き抱えて走るシーンが、
　冒頭で娘を抱えて走るシーンとかぶり、泣ける。。

バトル物を描こうとは全くしてないのですが、色々参考にできるところがあるなーと思ってこれにしました。