2649 824 824 false OCsCbBKkhtQMGbzfhP4mBP87BZsWP7FY 4ec693de5e23d7a3249dcaef0b2ad316 タニタ公式連動企画 「#思い出のダイエット」 結果発表! 0 0
TANITAofficialさんの作品:タニタ公式連動企画 「#思い出のダイエット」 結果発表!

<<はじめに>>

 タニタ公式連動企画「#思い出のダイエット」にたくさんの作品を投稿いただきありがとうございました!本当に素敵な作品ばかりで大賞を選ぶのが大変でした。タニタとしては切っても切れない「ダイエット」というテーマということもあり、どんなマンガが生まれるのか期待していましたが、その予想を何倍も上回るおもしろいマンガばかりで、ダイエットについてこれだけたくさんのエピソードや視点があることがわかったのは貴重でした。弊社社員にも共有し今後の商品やサービスのヒントにできれば幸いです。また機会があればお声かけいただけると嬉しいです。それではまたTwitterでお会いしましょう(=゚ω゚)ノ

 タニタ公式(@TANITAofficial



【大賞】「運慶さん、ごめんなさい。」(ケンケン著)


<寸評>

直接ダイエットとは関係ないのですが「自分の体形との付き合い方」をテーマに展開される作品です。タニタで働いていると、痩せ気味の人の悩みやコンプレックスを聞くこともあるのですが、コンプレックスを利点と考える人ってほとんど聞いたことがないです。しかもスキルアップのヒントにしているってこの方どれだけ前向きなんだよ、と普通に感心してしまいました。「痩せている=筋肉の造形がわかる」という発想の転換が面白いし、それが現在の職業に生きているという流れは読んでいてしっくりきました。やっぱり本質を知るためには、観察したり体験したり、自分自身が体感することが大事なんですよね。これだけシンプルな構成にも関わらず思わずハッとさせられてしまったことと、おそらく普段から(自然と)感性を磨いていらして「さすが漫画家さん、参りました」という気持ちで大賞とさせていただきました。おもしろい切り口でとても好きです。タニタ的には機会があれば、こんな風に「自分の体を利用している人」のエピソードを集めてみたい。



【入選】「ごはんを作ってもらっていたころのはなし」(ワダシノブ著)


<寸評>

食に関する会話から子供を思う親の気持ちや愛情が良く分かる作品です。ラストのオチも表情に味があって良いですよね。こういう親のおせっかいみたいなものって愛情があってのことだし、親側もおそらく「おせっかい遺伝子」が組み込まれていてついついしちゃっているのかもしれません。今回はダイエットに話が振れていますが、だいたい親って肥えさせようとしてきます。アレです、「仕送りと一緒にすごい量の食料を送ってくる」アレとか代表例かもです。とにかくみなさんも親に感謝しましょう。



【入選】「ダイエットの向こう側」(にのかん著)


<寸評>

こちらの作品、主人公と先輩という2人の女性が登場しますが、現代の若い女性の生き方パターンみたいなものを表しているように思いました。個人的に気になったコマは先輩が主人公を見て「ふーん」と発するシーン。「ダイエットする必要のない」主人公の容姿を見て、ダイエットの動機を問い始め、諭していくターニングポイントと思いながら再度読むとこれまた痛快です。確かに人の魅力は体重で決まるわけではないですよね。人とごはんを食べるというのは昔から「同じ釜の飯を食う」という言葉があるくらい絆を深めるわけで、タニタとしてもワイワイ楽しく食事をすることが大事だと思います。摂り過ぎたカロリーは別で燃焼すればよいだけなんです、はい。



【入選】「ダイエットのやる気がでない」(うさ3著)


<寸評>

自分の容姿に興味が持てない、痩せるモチベーションが持てない人がどうやってその気持ちを得るのか、そのプロセスがわかる作品です。「ダイエットのやる気がでない」って気持ちはみなさんもわかると思います。とにかくエネルギーがいるわけです。モテたいとか、とにかくモテたいとか思わない限りなかなか一歩が踏み出せないわけなのです。そして、女性なら特に母親になると、育児が大変でなかなかそこまで気がまわらなくなる。この作品では「子育てする際の支障」が起こったことで危機感が生まれて、行動に起こせたわけですよね。これって実は健康意識の向上についても同じで、人はだいたい自分や身の回りの人が大病になって初めて本気で健康について考えるものです。行動を起こすため、敢えて自分に危機感を抱かせるという方法もあるかもしれませんね。



【入選】「ペイズリーガンジー」(小山コータロー著)


<寸評>

男子高校生の他愛もない話がボケとツッコミで展開されます。テンポがよく、内容は終始ナンセンスではあるのだけれど、ペイズリーを肋骨に例えるセンスがぶっ飛んでいてめちゃめちゃツボに入りました。(確かに言われてみればペイズリーに見える)偉人であるガンジーも確かに少しやせているイメージはあり、緻密に計算された知的なネタだと感じました。最後にすべての情報を放り込むところが潔くておもしろかったです(困)タニタなので真面目なことを言うと、「モテたい」という気持ちはダイエットの動機付けとして効果的に作用すると考えます。この欲求をうまいこと絡めた商品やサービスをタニタが出したとき、また世界は変わるはずです(遠い目)

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