秋田書店のカチCOMIからデビューしたBL漫画家の木ノ下万理咲(きのしたまりさ)です。
普段は映像業界で働きながら漫画を描いています。
10代の頃から何をするよりも働く事が大好きで、絵で進学するか働くかで悩み10代のうちにチャンスを掴んだ大手音楽レーベルのヘアメイクに従事し映像業界に進みました。
働きながら漫画とヘアメの専門学校を二校卒業し漫画家の夢が去年叶いました。
10代からの今まで自分の好きな仕事しかしてきていません。大変有難い事です。
世間に流されず自分の好きな仕事を突き詰めること、明るく凹まず坦々と飽きずに続けることが自分の長所です。
時に「天職」という言葉をよく思い出します。
絵は小さい頃から描いてはいたのですが、高校時代は都内のライブハウスを駆け回りヘアメイクの下積みに明け暮れていました。
トントン拍子に大手レーベルで経験を積めたのは間違いなく適職でした。
その縁もあって映像業界の仕事を掛け持ちし、結果的にこの映像業界の仕事が私の一番の天職であると感じています。
この業界で頑張っていれば私は多分そこそこなりに楽しく暮らせるだろう。
それでも漫画はどうしても手放せませんでした。
死んだ時頑張らなかった自分の過去を振り返りたくない。
天職でないことは重々解っているけれども、騙し騙しいけるところまで行ってみよう。そう思っています。
大変有難い事に秋田書店様に拾っていただいた事で漫画家としてのデビューが叶い、
またコロナの影響下で映像業界の仕事が全てストップしてしまってもイラストやPR漫画などのお仕事を沢山頂いたことで、絵描きとしても生きていける収入になることがわかりました。
現在自粛中ですが人生で初めて他の仕事を気にせず「漫画を描くだけの生活」を送らせて頂けていることが本当に満ち満ちて幸せで、
あー私絵描くの好きだったんだと、ようやく自分を認められたような気持ちになりました。
今までは自分が本当にプロと並べる程絵を描く事が好きなのか、ずっと自信が無かったのです。
今は下手クソでも評価されなくても絵を描くことや自分の描く漫画が大好きだと言えます。
今後はもっと自分の求める気持ちに前向きに、そしてもう少し自信を持って目標に臨んで行きたいと思います!
まずは秋田書店様の媒体から連載をいただけるよう頑張ります!
どうぞこれから宜しくお願い申し上げます!
面白かったら応援!
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