わたしたちは、同じ猫を愛し、同じ場所を愛した。
19歳のころ、銀杏並木のある田舎街に住んでいた潤。
彼女がアルバイトをするカフェ「ブランノワール」には、真っ白な猫のサルヴァドールがいた。
優しいマスターや常連客たちに囲まれ、穏やかな日々を送っていた潤だったが…。
1匹の猫と、その猫を愛した人々の物語。
現在バスケ漫画「BREAK THE BORDER」を連載する歩の、水彩色鉛筆と透明水彩で描く最初期短編(2015年)。
Youtube版
https://www.youtube.com/watch?v=2SQKWCPdhAk&t=15s