(イロニー法)皮肉を使った言葉の演出。 褒め言葉で悪口以上に相手を深く貶める。「化粧が本当に映えるね」みたいな。
アイロニーの 語源は、ギリシア語のエイローネイア「虚偽、仮面」、「よそわれた無知」
そして…関連専門用語「ドラマチックアイロニー」…読者は知っている真実を物語に登場するキャラクターだけが知らず、登場人物たちが右往左往する様子を読者が笑う技法。実はコレがめっちゃ使える技だったりします。
映画『バーフバリ2』で主人公はうつけ男のフリをしてヒロインに近づき、そうとも知らず主人公を馬 鹿にして近づく者の滑稽さ。そんな中で主人公の魅力に気がつくヒロインの聡明さ。 『スーパーマン』のクラーク・ケントの眼鏡記者の時の三枚目ぶり。『スパイダーマン』の駄目学生、 駄目記者ぶりからの大活躍!
日本の特撮変身ヒーロー達の日常と変身後のギャップ
映画アランドロンの「ゾロ」も素敵! ぼくらはそうして庶民の無知を笑うのだけど...僕らこそがその作者に踊らされる無知なる者だという皮 肉。
作家になるには踊らせる側にならなきゃね。