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こんなシーンがありましたってことで

紹介させてください。


大崎善生さんの「聖の青春」で、

村山聖を師匠の森信雄から

紹介されるシーン。


春の夜、公園、桜の下。

ネフローゼという病で頬がむくんでいる聖を

紹介した後、頬を触ってもらいなさいという

森。触る大崎。


このやりとりを読んだ時、僕はなんて

美しい場面なんだと感じました。

なんで?って言われるとうまく説明出来ないけど

そう感じたんですよね。


こーゆー場面のことを言うのかなぁ。


ちなみに、山本おさむさんの漫画「聖〜天才・羽生が恐れた男〜」でも描かれている。

イメージに近い感じで、印象的なシーンだった。


松山ケンイチさんが主演の映画では描かれていない。

映画館で観て、あの象徴的な場面を描かなきゃ意味がないだろう!?という憤りと、逆にガッカリしないで済んだという安堵とが半分半分だった。


現場からは以上でーす。



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2019/9/3 #コラム
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