月詠の代行者 ー我 魂の牢獄也ー

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月詠の代行者 ー我 魂の牢獄也ー

天地を統べる偉大なる女神 天照大御神をお怒りにならせられた弟神 月読命は、闇の中にひきこもられた。 

 夜の闇はたちまち魑魅魍魎で溢れかえり、百鬼夜行の横行するカオスの世界に成り果てた。 

 月読命はお考えになられた。 

 このままではいけない、と。

 またあのこうるさい、ひちめんどくさい姉、天照大御神が何か言ってくるに違いないと。 はっきりいってウザかった。

ここから物語がはじまります。

よろしくお願いいたします。