大雑把にわけるけど・・・
キャラクターは「成長もの」と「カリスマもの」があって
「成長もの」は主人公に感情移入しやすいぶん、キャラの弱さがあって周りの登場人物により影響されていくので、自然と周りのキャラの方が濃ゆくなっていく感じ。
「カリスマもの」は圧倒的に主人公キャラが強いので、それに影響されて周りが成長していきますだから周りのキャラは「成長の余地」のあるキャラが多いよね。
もちろん入り組んでいるので、カリスマもの主人公成長するし、成長もの主人公も「一つの得意」でみんなに影響を与えていくと。
どちらにしろ「ライバル」はいたほうが良くて「敵」でも良いのだけど。
魅力的に描くほど主人公をひきたち主役を奪うくらい人気にもなるけど。
「異星人」や「組織」や「社会」や「世界」だったりしてもよいのだけど、それが、主人公の「思想の反対」を象徴する人だとわかりやすいですよね。
で・・・「キャラが弱い」というのは「成長もの」を描く時が多くて、そりゃ、成長していくのだからキャラが強い訳ないよね・・・
では、「成長もの」のキャラを強くするにはどうするか?
言ってくけどここでの「強く」は「力や性格」の強さではなく「キャラを立たす」「キャラを濃くする」の意味ね。
このへん混同しやすいから注意ね。
上記で「ひとつの得意」と書いたけどいわゆる「能力」で、いくら弱いキャラでもひとつずば抜けたものは必要なんだよね。
漫画を読ませる推進力として。
コミュ障だけど「メチャ足早い」とか
性格乱暴だけど「誰よりもあきらめ悪いとか」
肉体的能力、精神的能力のどちらでも良いのだけど、ぶっちゃけ「肉体的能力」の方が描きやすく、わかりやすくもあるね。
さらに、この「得意」から派生する性格(キャラ)を作っていく。
足がメチャ早いのは「ぱしりやらされてた」とか
自転車こぐのはやいのは「オタクで遠い秋葉原までチャリで通っていた」とか
さらにさらにこの「ぱしり」や「おたく」と「あきらめがわるい」というところから
「なんでそうなったか?」や
じゃあ、「日常ではどんな生活を送っているか」か想像して深めていけばキャラは自然に立ってきます。
おもしろい仕草、行動がみつけられると、漫画もおもしろくなるよね。
旧友や近くにいる知人を参考にしてみるといいね。
「え?あいつこんなことするの?」なんて思った瞬間がキャラを掴むチャンスだから。
いつもキョロキョロしてるといいです。笑
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