描いたマンガはこちら。
https://comici.jp/articles/?id=11210&userPage=21&userSort=1&condition=
まずRAIZINと言う飲み物がどのターゲットをセグメントに置いているかを考えてみた。世の中には、Monster、Red bullなどマーケティングに成功している会社が結構ある。
これらはモータースポーツ系(車に限らない)で攻めたり、アート系のイベントに協賛したり、自前で車やガールを配備するなどして、耳目を集めてきた。
飲み物自体も非常にパンチが効いていて、飲み過ぎると健康を害するくらいカフェインや刺激物が入っていて、頑張りたい時に元気が欲しい若者にアプローチ出来ている。
一方で、タウリン1000mg配合の鷲のマークは、サラリーマン受けが強いので、そうでない若者にもうまくリーチしたいと言うのがRAIZINのセグメントだろう。
で、デザイン事務所のnendoさんがブランディングを決めた時、多分デザイナー達が想像するクリエイティブ、スマートなイメージで飲み物のブランドを考えたのだと思う。
「こだわりを持っているオトナが、日常の中でカラダとキブンを切り替えたい時に寄り添うスイッチのような役割をする新炭酸飲料」
ここにある「こだわり」、「オトナ」とは誰のことなのか。年齢層、専門職か否か、個人の趣向の話なのか。正直掴めなかった。
これをブランドとして本当に浸透させたいのなら、auやsoftbankのように、同じ登場人物が出てくるストーリーの中で、「あ、これはこの会社の商品だ」と言うことが分かるように伝えたい。
そして、同じ商品を見た時に、あのストーリーを見たから手に取りたいと思わせたい。
そうなると、このブランドを考えたnendoさんに近い人達をターゲットにした方が良さそうな気がする。
ということで、ITとかデザイン、アートに近い場面にすることにした。
男性の方は紀尾井町のY!で働いてそうな人、女性の方は末広町のアートディレクションとかされてそうな人をイメージした。二人とも何となく知っている人をイメージして描いた。
カクテルでの飲み方もあるとHPにあったので、今後もし、RAIZINが何かのイベントやちょっとしたプレゼントごとに渡されると嬉しいものとして使われたら、Red bullやMonster、リポビタンDとは一線を画すものになるだろうと思った。
そういう目でまた、読んでみて欲しいなと思います。
https://comici.jp/articles/?id=11210&userPage=21&userSort=1&condition=
これを読んで、もしこういうものを描いて欲しいなどありましたら、いつでもご連絡ください。
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